ワクワクゆえに。

ワクワクしたから家を出た。そんな二人の旅の記録。

僕らのベトナム縦断記#14 ~終点ホーチミンへ!~

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pm05:30

 

クイーン・カフェ バス乗り合い所に続々と人が集まる。

 

3回目の乗車には緊張感もなく、ただ新しい場所へ行くという期待感があるだけ。

 

 

 

24時間の移動に備えてパッキングをし直していると、、、どこかで見た人影。

 

ハノイで偶然にもバスに乗り合わせた えいさく君 が楽しそうにカナダ人男性とはなしてる!

 

 

 

生まれてから死ぬまで、1人が関わることができる人の数は3万人。とどこかで聞いた。

 

ご縁に気付いて、ご縁を活かせる人はごくわずか。とどこかで聞いた。

 

不思議なご縁に恵まれて、これからの旅をえいさく君とともにすることに。

 

 

 

 

これから24時間、ニャチャンを経由してホーチミンまで行く。

 

 

 

寝台バス、3人掛けの最後席はクーラーの効きが悪く寝付きにくかった。

 

バスのwi-fiは出発時こそ元気に飛んでいたものの、数時間で使えなる。

 

グーグルマップが使えないから今の場所がわからない。けど今はバスの中で寝ることしかできることがないから、片言の英語で話す運転手を信じて3人とも就寝。

 

 

 

 

途中2,3回ほど休憩をはさみ am06:00 にはニャチャンへ。

 

 

朝のニャチャンは涼しいかったが、南下がしっかりわかるくらいには湿度が高く日本の初夏くらいの感覚がした。

 

 

 

 

ニャチャンからホーチミンまではバスでさらに10時間くらい。

 

乗り換えのバスが待つ場所までは、小さめのシャトルバスで送って行ってもらえるが、どう考えても一台に乗り切れる人数ではない。

 

 

寝起きでうだうだしているとあっという間にバスが満員になり、自分ら含め数人が取り残されてしまった。

 

 

 

「また帰ってくっから!!」

 

といった運転手は全然帰ってこない。  am07:00

 

 

 

同じく取り残されたドイツ人の美女2人と傷の舐め合いのような会話をしながら運転手を待つ。

 

 

 

 

am07:30

 

ようやく来たシャトルバスに、違うバスからの数人も合流して、またもやパンパンの状態で出発。

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3,4分で乗り合い所に到着。

 

…歩いたほうが早いやないかい!!

 

 

 

再び寝台バスに乗り込み、残りの行程へ。

 

 

 

海岸沿いを進むバスの窓からは気持ちいいくらい広い海がずっと眺めることができた。

 

 

水平線と地平線を同じ窓から見ることができるなんて… もう二度とないかもしれない。

ベトナムでこんな景色があるなんて、来る前には想像もできなかった。

世界は広いなぁ…

 

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えいさく君にもらった「深夜特急」を読み終えると、寝る以外にやることがなかった。

 

 

ところどころバスが停車して、現地の人、ビーチで真っ黒に日焼けした人、いろんな人が乗ってくる。

 

 

縦断バスは物資を運ぶ役割もしているらしく、大きな段ボールから小さな小包まで、これまたいろんな荷物が積み込まれる。

 

 

 

バスが停車するとクーラーが止まるから、乗客は嫌でも外へ出る。

 

そんなことを何回か繰り返しながら少しずつ南へ。

 

安全運転、平均時速50㎞で少しずつ南へ。

 

そりゃ24時間かかるわ。

 

 

 

 

 

のすけ

 

 

 

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